剧情简介 : 喫茶店のウェイトレス水橋加奈子は昔馴染みの初老の男下月誠一郎が死んだという電話を受ける。彼女は元調律師だった下月との、「死んだ時はせめて土に返して土葬してほしい」という約束を守るため、店に居合わせた花屋の真鍋吉樹のトラックに乗せてもらい、ひとり息子の進も連れて、下月の死体をアパートから運び去った。死体を埋めるなんて本気に思っていなかった真鍋も、加奈子の想いをどこかで感じ、彼女がポツリポツリと話し始める下月や彼女のことを聞き、約束を果たさせてあげようと思っていく。検問中のパトカーを引き離し、伊豆山中の雑木林へ。年老いた象が集まる森の墓場で、死んでいく象を葬送する象の鳴き声のように、加奈子は進と「ぞうさん」の歌を歌い、下月を埋めるのだった。